
教会や宗教機関から神の恩寵を受けたと公認された女性。生前に奇跡を起こしたり殉教した女性が死後に聖女として追認されることが一般的だが、ファンタジーでは生きている聖女が現世で光の魔法・治癒・祓魔能力を発揮する強力な存在として設定されることが多い。聖女の権威は王権さえも容易に無視できず、戦場で兵士たちの士気を高める象徴的役割も果たす。
起源
キリスト教の聖人(聖女)制度に由来する。アジアのファンタジーでは天女、仙女、聖巫女などの形に変形して現れる。ジャンヌ・ダルク、マザー・テレサなどが歴史的原型。
特徴
- 教会から公認された神聖な身分 — 世俗法律の制限を受けない特別な地位
- 治癒・浄化・光の魔法・アンデッド退治などの神聖能力を保有
- 聖女の布告や破門は王国の政治地図を変えうる宗教的権力
- 戦時には軍の士気鼓舞と負傷者の治療を担当
- 聖女の遺物・聖物は強力な魔法素材として扱われる
用途
光と治癒系ファンタジーの核心キャラクター。教会政治の物語で王権と対立するか、魔王討伐隊の精神的支柱。
弱点
教会組織の政治に利用されることが多い。神聖能力が強いほど悪の勢力の最優先標的になる。
Female Ranks 階級一覧
関連項目

巫女
Intermediate巫女 · 巫女 — 神と人間の間を繋ぐ神聖な女性
神の意志を受けて予言し、浄化の儀式を執り行い、神と人間の間を仲介する宗教的女性職。東アジアのファンタジーにおいて巫女は神社に仕える神聖な存在であり、強力な霊力を持つ戦士でもある。韓国の巫俗では神降ろしを受けた巫堂(ムダン)として、西洋のファンタジーではオラクル(Oracle)またはシビル(Sibyl)の形で現れる。巫女の予言は王の運命を変えるほどの絶対的権威を持つ。


皇后
Spirit King皇后 · 皇后 — 帝国のもう一つの太陽
皇帝の配偶者(皇后)または自ら帝国を統治する女性皇帝(女帝)。東洋では皇后は内廷全体を統括し、皇帝とともに帝国の両軸をなす。歴史上の則天武后、ロシアのエカテリーナ2世のように、実質的に皇帝以上の権力を行使した皇后たちが存在した。ファンタジーでは皇后は優雅な外見の裏に帝国全体を動かす絶対権力者として描かれることが多い。