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サタン
Satan · 大いなる敵対者 — 怒りの王、人類の告発者
ユダヤ・キリスト教・イスラム伝統の最高悪魔。名はヘブライ語『敵対者(adversary)』『告発者(accuser)』。ヨブ記では神の法廷で人間を告発する天上の検事の役割だが、後代キリスト教でルシファーと同一視され神に対立する悪の化身となった。七つの大罪の『怒り』の大公。荒野でキリストを誘惑した者。
起源
本来ヨブ記で天上法廷の一職位(サタン=『敵対者』)だったが、新約・外典で次第に人格化され神に立ち向かう悪の頭となった。マタイ伝4章で荒野のキリストを試み、ヨハネ黙示録で大龍として現れミカエルに敗れる。
特徴
- 赤い肌または暗紅色の鱗
- 角と二股の尾
- 三叉戟または炎の鞭
- 荒野の誘惑者——人の姿に変身可能
物語
怒り・試練・誘惑の象徴として呼ばれる。エクソシズム儀礼で追放される代表的悪魔。神学的には人の自由意志を試す役割——ヨブの試練のように神の許可下でのみ活動する。