
「公女(貢女)」は全く異なる二つの意味を持つ。①**公爵家の娘**:公爵の娘として王族に準ずる最高位の貴族血統の女性。令嬢の中でも最も高い地位であり、王子・皇太子との婚姻候補に挙げられる。②**献上女**:強国に属国が人質・慰安・外交目的で送る女性。全く反対の意味で、この場合は政治的な犠牲者となる。ファンタジーでは二つの意味が入り混じり独特の緊張感を生み出す。
起源
①の意味は中国封建制で諸侯の娘を「公女」と呼ぶ伝統に由来する。②の意味は高麗・朝鮮時代に元・清に女性を送った歴史的制度に由来する。両方の意味とも韓国のファンタジーで積極的に活用される。
特徴
- ①公爵家の娘:王国内最高位の貴族血統、王室婚姻候補第一位
- ①公爵家の娘:広大な領地と家門の人脈、独自の護衛騎士団を保有
- ②献上女:国家間協約の人質、外交カードとして活用される存在
- ②献上女:見知らぬ宮廷で生き延びるために策略を駆使しなければならない状況
- ファンタジーでは②の公女が逆境を乗り越えて皇后の座に就く物語が多い
用途
ロマンスファンタジーで劇的な緊張の核心となる身分。最高位の貴族娘であるか、政治的犠牲者であるか — 極端のドラマ。
弱点
①:あまりにも高い身分が逆に監視と政略の標的になる。②:見知らぬ帝国で縁も後ろ盾も持たない異邦人。


