ヴィエル
ヴィエル · 古代の擦弦楽器 — 中世ヨーロッパの代表的なフィドル
ヴィエルは中世ヨーロッパで広く演奏された擦弦楽器であり、現代のバイオリンの前身にあたる。5本の弦を持ち、多彩な音色表現が特徴的であった。
起源
10世紀後半から15世紀までヨーロッパ各地で使われており、アラブやビザンツの楽器の影響を受けて発展した。
特徴
- 5本の弦を弓で演奏
- 幅広く平らな胴体
- バイオリンより短いネック
- 深みのある豊かな音色
用途
宮廷音楽や民謡、宗教歌の伴奏に用いられた。
弱点
構造上、音域が狭く、速い演奏には適さない。
