
氷の精霊の中位階級。海に漂う氷山(Ice Floe)から名をとった精霊で、広大な冷たい海のように感情の起伏がなく冷静である。水と氷の状態を自在に切り替えることができ、半径数百メートルを瞬時に凍らせることが可能。その独特の神秘的な美しさから、氷の精霊の中で最も多く芸術作品の題材となっている。
起源
北極海の万年氷山が溶けて意識を得たという伝説が伝わる。数百年にわたって漂い続けた氷山が精霊化したという解釈もある。
特徴
- 水・氷の状態を自由に切り替える二重元素の支配
- 半径数百メートルの瞬間結氷が可能
- 氷の欠片でさまざまな構造物や武器を即座に作り出す
- 体から冷気を放出して相手の動きを徐々に鈍らせる
用途
要塞建設(氷の城壁)、飲料水の確保、夏の遠征隊の体温維持。北方の君主たちが最も好む契約精霊。
弱点
強力な炎の魔法によって形体が即座に弱体化する。砂漠のような極度に乾燥した環境では水元素を失い、力が減少する。
Ice Spirits 階級一覧
関連項目

グレイシャー
GreaterGlacier — 上位の氷の精霊
氷の精霊の上位階級。数万年前の氷河(Glacier)から発現し、その体は完全に透明な氷の結晶で構成されている。巨大な人型で現れ、その瞳には数万年にわたって凍り続けた世界の記憶が宿るという。言葉は少なく動きも遅いが、その一歩が大地を凍らせ、一息が雪原を生み出す。

ジャック・フロスト
LesserJack Frost — 下位の氷の精霊
氷の精霊の中で最も低い階級。冬の朝に窓へ氷の花模様を描くいたずら好きな精霊で、幼い少年の姿で現れる。意志は弱いが好奇心にあふれており、湿った空気を凍らせたり、小さな吹雪を呼び起こしたりする程度の能力を持つ。イギリスと北欧の民間伝承において最も親しまれている冬の精霊である。

フレインチャー
Spirit KingFreinture · 氷皇 — 氷の精霊王
氷の精霊の頂点、精霊王。フレインチャー(Freinture)、氷皇などの名で知られる。世界すべての氷と冷気を司り、その存在自体が絶対零度に近い。4大精霊王の中で最も孤独な存在であり、極地の永久凍土の中に独り立ち、世界を見下ろす。炎の精霊王フェニックスとは永遠の対立関係にある。